新たな旅がここから始まる

国宝瑠璃光寺五重塔は、70年ぶりの改修を経て新しく生まれ変わります。

この特別な期間は、山口市に息づく大内文化を見つめ、大内氏のマインドを感じることができる、またとない機会となります。

大内氏の文化が、四季折々の風景と交わり、過去と現代の視点で表現されたアートとなり、幻想的な空間へと昇華します。

栄華を築いた大内文化が再び輝き始める山口市で、その魅力ある物語を一緒に体験しましょう。

新たな旅がここから始まります。

山口市と大内氏について

 周防・長門の守護となった24代大内弘世は、京の高い文化や情緒に感銘を受け1360年頃、政庁を山口に移し、京に模した街づくりをはじめたと言われています。以後約200年間、歴代当主も弘世にならい「西の京」と評される街づくりを行ないました。

 山口市の象徴ともいえる国宝瑠璃光寺五重塔は25代大内義弘の供養塔として建立されました。その美しい姿は日本三名塔の一つに数えられ、大内文化の最高傑作として国宝に指定されています。現在、五重塔は70年ぶりの大改修を迎え、山口市の歴史と大内文化の新たな章が刻まれます。

大内文化について

大内氏は、守護として室町幕府の傘下に身を置く一方で、百済国王族の末裔であることを主張しながら、朝鮮王朝をはじめ、中国大陸の明国、琉球王国とも活発な通交を行いました。大内文化は、領主大内氏の特質を反映し、京都的要素、大陸的要素、それぞれの融合による独自の要素という3つの要素を併せもつ、国際性豊かな文化として花開きました。

プログラム

大内氏と五重塔がわかる「時代絵巻」|令和5年9月8日〜

山口県出身のイラストレーターtaeco(たえこ)さんが、親しみやすいイラストで五重塔の仮囲いに大内氏の時代絵巻を描きます。大内氏の歴史と文化をわかりやすく学べます。

大内氏の栄華を表す花のモニュメント|令和5年9月8日〜令和6年3月

香山公園の緑豊かな風景に彩を添えるように、竹で製作した大内氏の家紋(大内菱)をモチーフとしたモニュメントに、様々な花木を配置し、山口を中心に繁栄を築いた大内氏の歴史や文化をテーマに3期にわたり表現します。

AR動画「切り絵で魅せる五重塔」|令和5年9月〜令和6年3月

スマホアプリ「COCOAR」を使用し、「五重塔デザインシート」を読み取ることで、五重塔の切り絵アート作品が出現。山口県出身の切り絵クリエイターAtsuomi氏による制作過程をタイムラプス動画でご覧いただけます。制作された作品は瑠璃光寺本堂に展示しています。

大内文化 思想をめぐる道|令和5年12月23日~令和6年2月25日

歴代当主が勅撰集に入集するなど、和歌に長けていた大内氏。香山公園の池周辺に「和歌のカーテンゾーン」を展開し、大内氏の思想と文化を感じ取れる空間を演出します。さらに、「ステンドラスゾーン」では、大内氏が、異文化のキリスト教や京都などの、様々な文化を吸収しながら繁栄していぐ様子を、アクリル板を通して白いカーテンに写し出される色彩豊かな光で表現します。

プロジェクションマッピング|令和6年1月19日(金)~28日(日)まで

山口市・香山公園で開催される特別夜間イベント。五重塔デザインシートをプロジェクションマッピングのスクリーンとして、大内氏の思想や来訪した歴史上の人物を彷彿とさせる映像を光のアートで表現します。