プログラム

プログラム

約70年ぶりとなる全面改修改修が進む瑠璃光寺五重塔。この特別な機会に、“「大内文化」を花開かせた大内氏のマインドが空間アートに昇華する” を共通テーマに、さまざまな空間アートプログラムを、香山公園で実施いたします。今だけしか見られない五重塔をご堪能いただき、大内文化を花開かせた大内氏の思いにを馳せてみませんか?

①大内氏の思想を纏う五重塔

改装中、31.2メートルの高さを持つ瑠璃光寺五重塔は特別デザインのシートで覆われます。「大内氏の思想を纏う五重塔」テーマに、五重塔を建立した大内氏の武家として荒々しさや文化人としての繊細さ、多様な文化を取り入れた柔軟性など、大内氏の思想を表現しています。

②楽しく学べる大内氏の時代絵巻

山口県出身のイラストレーターtaeco(たえこ)さんが、親しみやすいイラストで五重塔の仮囲いに大内氏の時代絵巻を描きます。大内氏の歴史と文化をわかりやすく学べます。

③大内氏の栄華を表す花のモニュメント

香山公園の緑豊かな風景に彩を添えるように、竹で製作した大内氏の家紋(大内菱)をモチーフとしたモニュメントに、様々な花木を配置し、山口を中心に繁栄を築いた大内氏の歴史や文化をテーマに3期にわたり表現します。

④AR動画「切り絵で魅せる五重塔」

スマホアプリ「COCOAR」を使用し、「五重塔デザインシート」を読み取ることで、五重塔の切り絵アート作品が出現。山口県出身の切り絵クリエイターAtsuomi氏による制作過程をタイムラプス動画でご覧いただけます。制作された作品は瑠璃光寺本堂に展示しています。

⑤大内文化 思想をめぐる道

歴代当主が勅撰集に入集するなど、和歌に長けていた大内氏。香山公園の池周辺に「和歌のカーテンゾーン」を展開し、大内氏の思想と文化を感じ取れる空間を演出します。さらに、「ステンドラスゾーン」では、大内氏が、異文化のキリスト教や京都などの、様々な文化を吸収しながら繁栄していぐ様子を、アクリル板を通して白いカーテンに写し出される色彩豊かな光で表現します。

⑥プロジェクションマッピング

山口市・香山公園で開催される特別夜間イベント。五重塔デザインシートをプロジェクションマッピングのスクリーンとして、大内氏の思想や来訪した歴史上の人物を彷彿とさせる映像を光のアートで表現します。 ※期間中毎日18時~20時実施